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自宅(職場)のサーバを外部に公開するということは、外部から自宅(職場)のサーバを見に来てくれる者に対して、
応答すると言うことになります。
サーバ自らが外部に対して情報を一方的に出すものではありません。(メールは別)
つまり、サーバは受身なのです。
次にサーバ公開を理解するために、信号の流れを理解しておきましょう。
外部からの要求そこから発した信号は以下のように流れて行きます。
ステージ 1 (外部から自宅(職場:以下省略)ルータまで) (このステージは前記ダイナミックDNSの設定の所で言及)
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利用者がWEBブラウザや携帯画面上に自宅へのダイナミックDNSに用いたURLを設定して、アクセス実行すると
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WEBブラウザや携帯画面を動作させているその装置(PC、携帯電話)自体が、DNSというインターネットシステムを使って、そのURLに対するIPアドレス情報をDNSサイトより収集します。
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その装置は取得したIPアドレスのところへ、つまりあなたの自宅ルータのところへ直接、画面情報等要求信号(以下HTTP信号)を送ることになります。
ステージ 2 (自宅ルータから自宅サーバまで)
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自宅サーバ宛てに来たHTTP信号を、ルータにLANを介して自宅サーバに転送してもらいます。
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この時転送する先(サービス)は、自宅サーバ上で稼働しているWEBサーバへです。
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WEBサーバは転送されて来たHTTP信号を KaracrixBuilder に渡します。
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KaracrixBuilder は、HTTP信号の要求に応じた画面(以下HTTP応答情報)を作り、WEBサーバに手渡しします。
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WEBサーバはHTTP応答情報を、自宅ルータに返します。
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自宅ルータはHTTP応答情報を、要求元のWEBブラウザや携帯画面の装置に返します。
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そして最初に要求を発した装置は、このHTTP応答情報を表示して一連の動作を完結させます。
という経路を経ます。
これら全てがつながって初めて自宅(職場)サーバは外部に公開できるということになります。
本「自宅(職場)サーバ公開の設定」では、ルータに、上記ステージ2に述べるインターネットとLANによって接続されている自宅(職場)サーバ間の信号を仲介してもらうということになります。
ところでこの機能名称のことを何と言うのでしょうか?
ルータのメーカーでは以下のような色々な言い方をしています。
例えば、 「IPマスカレード」 「静的IPマスカレード」 「バーチャルサーバ」 「バーチャルコンピュータ」 「ローカルサーバ」 「ポートマッピング」 「ポートフォワード」
などなど色々他にもあるはずです。
お使いのルータの取扱説明書をよく読み、あなたの自宅(職場)サーバを公開する設定を行ってください。
設定方法が分からなくもしメーカサポートがありましたら、以下のような設定に関する質問なされると良いかもしれません。
質問
「インターネットからルータに来た http(80) あるいは Web(80) を LAN 上につなげてある PCサーバにこれを転送接続出来るような設定」
「ルータの LAN ポートにつなげてある Web PCサーバを、インターネットに公開するルータの設定」
※参考
IPマスカレード | 検索 |
ポートフォワード | 検索 |
サーバ公開 | 検索 |
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