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KaracrixBuilder 画面に注意が出ている場合の対処

 
 
KaracrixBuilderは、バッキングストアー機能の使用を前提に作られています。
 
KaracrixBuilder のメニュー画面に、

(1)「XWindowサーバのバッキングストアー機能を有効にしてください
のメッセージが出たら、/etc/X11 というディレクトリにある xorg.conf というファイルを編集してください。
 
 
本設定は、スーパユーザ(ルート)権限で行います。
一般ユーザ(あなたのユーザ名でログインしている)の場合は切替えて下さい。

「システム」→「xxxのログアウト」
より一旦あなたのユーザモードをログアウトしスーパユーザ(ルート)にログインし直します。
※なお、本設定を終えたらセキュリティ上すぐに一般ユーザに入り直してください。
 
 
作業前に xorg.conf ファイルを念のためバックアップしておきます。
そして、
gedit 等のエディタで /etc/X11/xorg.conf を開きます。
このファイルの下の方に Section を記述しているところがあります。
ここに、Option BackingStore Yes を追加します。(△はスペースを示す)
 
     Section "Screen"
        Identifier    "..."
        Device        "..."
        Monitor       "..."
        DefaultDepth   ..
        Option  △    "BackingStore" △ "Yes" ←  追加
        SubSection    "..."
        Depth          ..
        Modes         "..."
        EndSubSection "..."
     EndSection
    
 
画面上では、
(1)に、Option   "BackingStore"   "Yes" を追加します。
(2)で、保存します。
 

 
 
なおここの作業が失敗すると、CentOSのグラフィカル画面が上がらなくなります。
この画面が上がらない場合Linux不慣れな方は操作困難になるかも知れません。
失敗した場合不慣れな方はCentOSをインストールし直したほうが速いかもしれません。
こうならないよう操作には十分に注意してください。

※作業失敗とは、上記1文(Option "BackingStore" "Yes")の文字違いや間違ったところに記述してしまった。
  また、余計な事を行って他のデータ(記述)を削除したり変更して、保存してしまった場合を言います。
ここの作業は、CentOSとKaracrixBuilderをインストールしたての被害の少ない早い状態で行っておくのが得策です。
 
 
ここでセキュリティ上すぐに一般ユーザに入り直してください。
本ページを進んで来られた方は、現在CentOS上のユーザはスーパーユーザになっているはずです。
冒頭述べたようにスーパーユーザをログアウトし、あなたのユーザ名でログインし直してください。
スーパーユーザのまま知らずに自分のディレクトリ内でファイル等に触れますと、 そのファイルはスーパーユーザ(ルート)権限になってしまう恐れがあります。 権限が変わったファイル等は自分のユーザ権限では操作出来なくなる等の不都合が生じる場合がありますのでご注意下さい。
 
 

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