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メールアカウントとサーバ情報の設定

 
 
KaracrixBuilder より発信(受信)させるメールは、メールサーバを経由させる必要があります。
KaracrixBuilder を1人の人間と見立てて新規メールアカウントを用意しておく必要があります。
※メールアカウントは、POP及びSMTP接続できるサービスのものであればフリーのものでも使えます。
 
1. 設定
 
メールアカウントの用意ができましたら、KaracrixBuilderの
「メインメニュー」→「システム設定」→ 「2.Eメール環境」 より呼んだ下記
「Eメール接続環境設定」画面の(1)枠内の部分に下記データを設定します。
 
1. ユーザ名   → ( 9.E-Mailユーザ名 )
2. パスワード   → ( 10.E-Mailパスワード )
3. メールアドレス   → ( 8.自分のメールアドレス名)
4. POPサーバ名 (IPアドレス可)   → ( 6.POPサーバ名 )
5. SMTPサーバ名 (IPアドレス可)   → ( 7.SMTPサーバ名 )
6. SMTP名(services)   → ( 5.SMTP名 )
 

 
 
下記画面の(2)の所でメールの認証方式を選びます。
通常の場合、11.PopBeforeSmtp を選んでおくと良いでしょう。
お使いのメールサーバがログイン認証を必要としている場合には、12.SmtpAuthLogin にチェックを入れます。
※ログイン認証が必要か否かはメールサーバ管理者にお聞き下さい。
※セキュリティの厳しいところでは SmtpAuthLogin 使用しています。
 

 
 
2. 再起動
 
本設定のシステムへの反映には、KaracrixBuilder を再起動させる必要があります。
メインメニューまで戻り、メインメニューを閉じて、GUI呼出コンソール画面より再起動(RST)させてください。
 
 
3. メールサーバとの接続状態
 
メールの送受信時、メールサーバとの接続状態が画面(3)の部分に動的表示されます。
表示の意味は、ヘルプ画面『?』を見て下さい。
正常に動作していれば、run (回数) が表示されます。
※PopBeforeSmtp認証方式を選んでいる場合、認証時POPサーバにアクセスします。
 
 

 
 
4. 迷惑メール対策メールサーバへの接続に関して
 
メールサーバには、OP25B (OutboundPort25Blocking) というものを施したものがあります。
このOP25Bとは、迷惑メールを抑止させようとする技術的なもので、
最近の特にプロバイダで採用実施しているところが増えています。
但し、このOP25B対応メールサーバと接続する場合には、設定に以下の注意が必要です。
 
旧来今もメール送信のサーバポート番号には、25 番が良く使われます。
この 25 番は、サービス名で書くと「smtp」です。
これが、OP25B対策サーバに送信する場合、そのポート番号は 587 番になります。
この 587 番は、サービス名で書くと「submission」です。
従って、メールサーバがOP25Bを実施している場合、KaracrixBuilder の設定
「6. SMTP名(services)」には、(大方)  submission   を指定する必要があります。
なお、環境によって設定が異なる場合(「smtp」のままの設定)があります。
詳しくはメールサーバ管理者にご確認下さい。
合わせて、 SmtpAuthLogin 認証も行っている場合がありますので、
認証方法についてもご確認下さい。(「12.SmtpAuthLogin」ボタン)
 
 
OP25B対応メールサーバに対して(2)「smtp」名で通信と以下のような(1)エラーが出ます。(例)

 
上記状況の場合、SMTP名を(1)「submission」名に変更し再実行確認してみてください。
合わせて、(2) 認証方法もご確認下さい。

 
 
5. メール受信間隔時間
 
メール受信間隔時間に 1 以上の値を設定すると、定期的にメールを読み取りに行くようになります。
読み込んだメールは、KaracrixBuilder 内でテキスト解析され命令が抽出されます。
そしてKaracrixBuilder内情報を求めるコマンドを検出した場合にシステムはこれにメール応答します。
ポイントを制御するコマンドを検出した場合には、ポイントを操作し結果を返します。
なお一度読み取ったメールは、メールサーバから取り除き残しません。
※一時的に自分が使用しているメールアカウントをこの実験に使用している場合注意が必要です。
 
メール受信間隔時間の単位は、分です。
設定する値には、十分注意してください。
小刻みに設定し過ぎると、メールサーバにハッカーと疑われる可能性があります。
メールサーバ管理者に相談してください。(数分のオーダを避け10?20?30?60?分のオーダが安全かもしれません)
 
利用者がメールによって KaracrixBuilder の遠隔操作を行わない場合。
メールを使用したとしても、
メールを KaracrixBuilder から(警報メールのような)外部に発信するだけの場合には、
システムに余分な負荷を与えないよう、0 を設定し常時(メールサーバより読取)受信を停止させてください。
 
 

 
 
 

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