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プログラムのインストールと試験送信

 
 
メール宛先が変更された試験メールプログラムが /tmp にあるとして進めます。
 
KaracrixBuilder から試験メールを送信させる残る手順を以下に示します。
1. プログラムを KaracrixBuilder の制御プログラム画面にインポートする。
2. プログラムを コンパイルする。
3. プログラムを 実行する。
の3つです。
 
作業をする前に、念の為OS環境に開発パッケージ4つがインストールされていることを確認してください。
開発パッケージ4つがインストールされていないとコンパイル出来ない為です。

「アプリケーション」→「ソフトウェアの追加/削除」
より以下がインストールされているか確認します。
もし、インストールされていなかったらパッケージ追加してください。

 
 
1. プログラムのインポート
 
試験メールプログラムを、KaracrixBuilder に取り込みます。
(1)下記画面のように KaracrixBuilder の制御プログラム登録画面を開けて下さい。
 
最上位(No1.ctl01)に「ブートプログラム」というものがすでに存在しています。
これは、KaracrixBuilder が起動した時に、唯一自動的に実行される特別なプログラムです。
ですので、このプログラムの中に他に起動したいプログラムの実行(ON)を書いておくと初期起動させることができます。
但し、このブートプログラムが正常にコンパイルされていない場合は実行されません。
 
プログラムの登録は、プログラム名から登録していきます。
プログラム名の存在しない自由な場所を選んで、マウスクリックしてください。
(2)下記画面では、No.2 の所に登録して行きます。
 

 
 
プログラム名を登録するための文字入力画面が表示されます。
(1)漢字を入力することができますが、ここでは試験なので無難に英数記号を入力しておきます。
(2)文字が確定したら、ENT(Entry)します。
 

 
 
プログラム名が設定されると同時に「外部データ取り込み」のダイアログ画面が次に出ます。
/tmp に *.pgc というファイルがあると、自動的にこのダイアログ画面が出る仕組になっています。
(1)ここで(外部データとは恐らく試験メールプログラムの事で)、 YES します。
 

 
 
「外部データ取り込み」ファイル名の一覧を表示し選択するダイアログ画面が次に出ます。
(1)メール宛先が変更された試験メールプログラムがあるはずです。これをクリックします。
 

 
 
プログラムを選択すると、プログラムは KaracrixBuilder の中にインポートされます。
次に、このプログラムをコンパイルします。
(1)画面のプログラム編集の項をクリックします。
 

 
 
2. プログラムのコンパイル
 
以下の画面がプログラムの簡単な編集とコンパイルを行う画面です。
なお、編集に関しては軽微なもののみ使用することができます。
(1)のメール宛先を確認してください。
(2)メール宛先確認後、コンパイルボタンを押して下さい。
 

 
 
(1)コンパイル作業が成功すると、生成状態を示す LED みたいなものが赤く変化します。
(2)画面終了は、ENT(Entry)ボタンをクリックします。
 

 
 
3. プログラムの実行
 
(1)実行のところをクリックします。
(2)実行ダイアログ画面で RUN をクリックします。
 
ここで使用した試験プログラムは、非常にシンプルなものです。
kcxsnd_email_text() という関数を1回実行しているだけです。
従って、実行は成功失敗含め(アプリケーション側としては)一瞬に終了してしまいます。
※後の仕事は、メールサーバとやり取りする KaracrixBuilder 内部に移っています。
 
送信されたであろう試験メールが成功していれば、
PCメール環境のものであればすぐに届きます。
携帯であれば、携帯回線が混み合っていなければ数分以内(電話会社により異なる)に届きます。
 

 
 
試験メールが届かなかった場合、Eメール接続環境設定画面を参照してください。
(1)Eメールが正常に送信されている場合、run(?) が表示されているはずです。
SMTP あるいは POP サーバとの接続状態のメッセージを確認してください。
そしてこのメッセージを説明しているヘルプの内容より原因を探って下さい。
 
失敗する場合。例えば、
1. ネットワークはしっかり繋がっていますか?
2. CentOS上のWebブラウザから外部インターネットを見れていますか?
3. CentOSサーバ接続のLANケーブルを常用の例えばWindowsパソコンに繋げ変えメール接続出来ますか?
4. Eメール接続環境設定にスペルミスはないですか?
5. CentOSに強いファイアウォール等設定していないですか?
6. ご使用のメールサーバへのSMTP名(services)を再確認してください。
   SMTPサーバ接続状態が「err:connect」の場合 smtp 名でなく submission 名の場合があります。
 
※なお認証で問題があったような場合、この場合はその内容を弊社に連絡して頂ければ対応致したく思ってます。
 

 
 
 

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