HOME 戻る
通信情報以外のパラメータ情報には、以下に示すものがあります。
ポイントの属性とも密に関係するようになってきます。
1. 起動時の接続試験モード
本パラメータは、通信(I/Oひも付け)情報パラメータ設定の記述作業中に重要です。
通信情報パラメータが正しく設定される迄のデバッグに用いられます。
プログラムS1では、起動時の接続試験モードが on の場合、
設定されたパラメータデータを読取り検査しながら動くようになっています。
その読取る過程がプログラムメッセージで見れるようにもなっています。
また、定義ポイント数やI/O種類との型の不一致等ミスを発見した場合、
そのメッセージがプログラムメッセージにも出力されるようになっています。
このように、各メッセージが画面に出ますので設定パラメータのミスも発見しやすくなります。
リモートI/O装置が正しく接続される迄の間、このモードを on にしておくことを推奨します。
モードを off にした場合、上記メッセージは出ません。
パラメータ設定が正しいとしていきなり通信を始め、起動時間を短縮できます。
なお、起動時間が気にならないのであれば、このモードを on にしておくと良いでしょう。
2. プログラムオプション
プログラムS1にオプションデータを与える時に用います。
現在は、未使用です。
3. メール送信許可
ポイント毎のメール送信許可は、ポイント登録の警報メール許可で設定します。
本メール送信許可は、その全てのポイントのメール送信許可の元栓に当たる許可を行います。
on 許可
off 不許可
※本メール送信許可にオプションを与えることが出来ます。
第2引数に時間を与えると、その時間内だけ on (許可) されるものです。
時間には、on開始時間(Sh時Sm分)とon終了時間(Eh時Em分)を与えます。
時間のフォーマットは、Sh:Sm-Eh:Em です。
例1) 7:30〜21:40 の場合、「 on 07:30-21:40 」と記述します。
例2) 23:45〜6:30 の場合、「 on 23:45-06:30 」と記述します。
4. メールアドレス1〜5
メール送信先のアドレスを記述します。
そして、ここで格納したメールアドレス1〜5の番号を、
各ポイントの汎用属性の整数属性の1〜3の所にそれぞれ必要な分間接指定します。
※環境によって、整数属性1〜3名がメール送信先1〜3名になっている場合もあります。
プログラムS1が、ポイントの警報を検出しかつ警報メール許可がonの場合、
プログラムS1は、ポイント毎に汎用整数属性1〜3に間接指定される1〜5のメール送信先にメール送信します。
メールアドレスの先頭に#を付けておくと、メールアドレスを無効にする事が出来ます。
つまり、メールアドレスを記述していないのと同じ事となります。
メールアドレスを保留にする時などにご利用下さい。
例) abc@nippon.xx ← 有効
例) #abc@nippon.xx ← 無効(保留)
5. メール装置名(共通)
メール本文先頭行に装置名を入れる場合に使用します。
メールの送信元を記述します。
6. メール添付文(共通)
メール本文末行に一律コメントを入れる場合に使用します。
このコメントに本システム(遠隔監視制御サーバ)へのURLを記述しておけば、
メールが届いた時にこのURLをクリック&リンクし素早い異常確認の操作に役立てるようになるかもしれません。
7. 警報ブザーポイントID
警報発生を知らせる装置(例えばブザー等)がある場合、
これに接続するデジタル出力型ポイントIDを記述します。ポイントIDは複数記述することも出来ます。
この状態で、
各ポイント属性の「警報制御コマンドコード」に0以外の数値(例えば1)を設定しておくと、
そのポイントに警報が発生する毎に、上記警報ブザーを ON させる事が出来ます。
警報ブザーを停止させるには、ブザー等に繋がるデジタル出力型ポイントをOFFに操作するか、
KaracrixBuilder のメインメニューにあるシステムボタンの「BzSTOP」を押すと、止まります。
ポイントIDの先頭に#を付けると、設定が無効になります。
つまり、ポイントIDを記述していないのと同じ事となります。
例) #do001
例) do001 #do002 ← do001は有効 do002は無効(保留)
8. 通信応答表示装置番号
通信中のリモートI/O装置とのコマンド応答の一部をモニターすることが出来ます。
モニター出来るのは、指定する1台のみで、その装置番号を設定してください。
省略時は、先頭のリモートI/O装置と見なします。
HOME 戻る