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アナログ上下限異常値のヒステリシス設定

 
 
アナログ・ポイントにはデジタルのように、通常点や警報点というものがありません。
警報発生許可を与えなければ通常点で、与えて警報条件に合えば警報点というようなものになります。
 
KaracrixBuilderのアナログの異常を検出するレベルは、最大上限3段階下限3段階あります。
都合6段階(H3,H2,H1,L1,L2,L3)ありますが、全て使用する必要はありません。
アナログの警報発生許可は、大元の1つとレベル別の6つで設定します。
大元の警報発生許可を off (不可) にすると、ポイント全体の警報発生許可も off されます。
 
なお、プログラムS1では、判断効率(毎回無駄な実数計算を省く為)を上げるため使用するレベルを予め知らせておく必要があります。
これは、KaracrixBuilder システムとは関係の無い、プログラムS1の作りに依存する理由です。
以下の画面で予め設定しておきます。また運用時にもこの設定のことを忘れないでおいてください。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「H3(***)警報機能有効」で設定。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「H2(**)警報機能有効」で設定。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「H1(*)警報機能有効」で設定。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「L1(*)警報機能有効」で設定。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「L2(**)警報機能有効」で設定。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「L3(***)警報機能有効」で設定。
 
【警報許可】
次に、警報許可の設定を行います。
大元の警報発生許可とレベル別の警報発生許可の設定です。
レベル別のところでは、下記H3を代表に説明しています。別レベルは、H2,H1,L1,L2,L3に読み替えてください。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「警報発生許可(元)」で初期設定しておきます。
ポイント属性画面→ポイント属性設定画面→代表選択の「警報発生許可(元)」で動的変更できます。
ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「H3上限警報監視」で初期設定しておきます。
ポイント属性画面→ポイント属性設定画面→警報選択の「H3上限警報監視」で動的変更できます。
 
【警報値】
プログラムS1は、レベル別の警報機能有効がon(可)で、
かつ警報監視がon(可)になっていると計測アナログ値を警報値と比較計算します。
警報値には、何度も同じ警報が出ないようにヒステリシス(不感帯)を持たせることができます。
警報値には、その上限と下限の値、つまり幅を持たせて設定させます。
警報値には、ヒステリシス値以外に、このレベルのことを代表表示させる為の値も別途設定します。
 
【アクション】
プログラムS1は、警報発生時にアクションを起こします。
1. メール許可
    メールの送信許可をレベル別に与えます。
2. 警報制御コマンドコード
    ブザー等を鳴らす時、レベル別に 1 を設定します。
 
 
 
システム設定→ポイント登録画面→ポイント属性設定画面→警報選択

 
 
メインメニュ→ポイント属性画面→ポイント属性設定画面→代表選択

 
 
メインメニュ→ポイント属性画面→ポイント属性設定画面→警報選択

 
 
 
 

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