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監視画面 組込みCADについて

 
 
監視画面を作成するCADの状態表示に関し簡単に説明します。
 
1. デジタルポイント状態の表示
 
【通常点の場合】
 
ポイントのON/OFFに対応する状態表現文字セットに、『ON』『OFF』が良く使われますが、
『運転』『停止』等に変更する事も出来ます。
「ポイント属性設定」の「状態文字」属性で文字セットをダイアログ選択設定します。
※文字セットに希望のものが無い場合、システムテーブルファイルにそれを別途追加する必要があります。
 
【警報点の場合】
 
ポイントが警報点に定義されている場合です。
下記画面の、(2)の通常点警報点定義が、(3)の1に設定されている事を確認します。
警報点のON/OFFに対応する警報表現文字セットは、通常接点ポイントの場合同様、
(4)の「警報文字」属性に(5)のダイアログ画面により文字セットを選択設定します。
下記画面では、警報文字セットに『正常』『異常』を設定している例が示されています。
 
以上のように、
通常点警報点とも状態表現の文字セットを「状態文字」あるいは「警報文字」属性に設定します。
全設定は、「メインメニュー」→「状態一覧」画面を見ると一覧出来ます。
 

 
「ON/OFF」と「正常/異常」設定の例です。

 
 
2. 警報点の「状態文字」と「警報文字」の選別
 
ポイントを警報点に定義した場合、状態が4つ存在することになります。
警報許可が off で、ポイント状態が off の「通常でOFF」の場合。
警報許可が off で、ポイント状態が on の「通常でON」の場合。
警報許可が on で、ポイント状態が off の「警報がOFF」の場合。
警報許可が on で、ポイント状態が on の「警報がON」の場合。
 
監視画面の警報点状態の表現にどの文字を使うかの表示属性が、CAD画面にあります。
この属性が、「状態+警報」の場合以下が選択されます。
1. 警報許可が off で、ポイント状態が off の場合 →「通常OFF」
2. 警報許可が off で、ポイント状態が on の場合 →「通常ON」
3. 警報許可が on で、ポイント状態が on の場合 →「警報ON」
この属性が、「警報」の場合以下が選択されます。
1. 警報が on の場合 →「警報がON」
2. 警報が off の場合 →「警報がOFF」
 

 
 
3. ポイント部品の状態別色付け
 
絵部品(アイコン)や数値などの表示部品には、警報の有無別に色付けできるようになっています。
また、部品毎にカラーセット(テーブル)を与えられるようにもなっています。
カラーセット(テーブル)は、大きく3種類に大別して管理しています。
下記画面の、(3)のスクロールを移動させ、(4)に目標を指定して編集してください。
以降、CAD画面の「部品環境」→「カラー」の「?」(ヘルプ)を参照下さい。
 

 
 
4. 表示例
 
(1) 通常点『ON』と、警報点『異常』に色付けした例です。
(2) 警報発生の数値にも色付けした例です。
 

 
 
5. トレンド画面割り付け
 
下記画面のように、「メインメニュー」→「計測トレンド」画面で登録した、
グラフを監視画面に割り付けることも出来ます。
 

 
 
 
 

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