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カウンタ値は0から始まり1、2と進みある値を越えたところで再び0に戻りまた1、2と進みます。
このある値のことを分かりやすい表現で山越え値(最大カウント値)とも呼んでいます。
具体的に山越え値を 99 とした場合、カウンタ値は以下の様に進み永遠にカウントし続けます。
0 1 2 . . 98 99 0 1 2 . . 98 99 0 1 2 . .
山越え値は、実際にカウントを行うリモートI/O装置が使用するため、値はこの装置に設定します。
装置搭載のWEB画面で設定する場合、下記「System Configuration」画面の(1)の部分に指定します。
※チャタリング防止機能付ソフトウエアカウントモードの場合、1〜999999999 迄設定可
カウンタ(積算)値は 電力、熱、水、オイル、ガス量等の計量に利用されます。
この計量をカウンタ値から求めるには、2点のカウンタ値の差を演算します。
これに適当な乗率を掛けると例えば時間当たりの使用量が求められるというものです。
ただカウンタ値の差を計算する場合山越え後ではこの山越え値が必要になって来ます。
KaracrixBuilderで計量の計算を行うものはアプリケーションプログラムです。
そして、上記よりこのプログラムに山越え値を知らせる必要があります。
KaracrixBuilderでは、この伝達にポイント属性(メモリ)を使用します。
この為、お使いのリモートI/O装置に設定した山越え値をポイント属性にも設定してください。
アプリケーションプログラムはこの属性値を読んで山越え後の計算を行う方法を勧めています。
リモートI/O装置(TK0040A例)のWEB画面にて山越え値を設定する場合。
「メインメニュ」→「システム設定」→「ポイント登録」→「(Piの)ポイント属性設定」画面の
「積算カウンタ上限値」に、リモートI/O装置に合わせ山越え値を設定する必要があります。
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